広島・佐々岡監督 初2桁勝利の九里に「遅いぐらい。大きな自信になると思う」

 6回裏終了時、ナインを出迎える九里(撮影・佐々木彰尚)
 勝利を喜ぶ広島ナイン(撮影・佐々木彰尚)
 3回、佐々岡監督(右)はソロを放った小園を迎える(撮影・山口登)
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 「阪神2-8広島」(29日、甲子園球場)

 広島が阪神に快勝。3連戦勝ち越しを決め、今季最長タイの5連勝を飾った。

 初回に坂倉の適時二塁打で先制すると、小園と坂倉が“聖地初アーチ”。終盤にも加点し、10安打8得点。先発・九里は8安打を浴びながら6回2失点で今季10勝目。プロ8年目で初の2桁勝利に到達した。試合後の佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。

 -九里が前回登板での乱調から修正。

 「四、五回を最少失点に抑えたのは大きかった」

 -初の2桁勝利。

 「先発をやっている以上、2桁を目標にやっている。逆に言えば遅いぐらいだと思う。そのぐらい力があるからね。8、9勝で止まっていたが、10勝したのは大きな自信になると思う」

 -スタメン野手に左打者を7人並べた。

 「(青柳とは)今年初対戦で去年も打てていなかった中、足を絡めたり、小技をするためにはきょうの打線になる。色んな揺さぶりを、ということを考えた」

 -羽月の1番は今後も選択肢の一つか。

 「上本もいるし、右左も考えながらの競争になる。3、4番が好調を維持して右左関係なく対応できる中、1番はポイントになる」

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