広島 誠也、菊池涼、坂倉の3発で勝利 高橋昂は5月14日以来の白星で3勝目

 6回、右越え2ランを放つ広島・坂倉=東京ドーム(撮影・西岡正)
7回ヤクルト1死一、二塁、塩見泰隆の右飛を好捕する広島・鈴木誠也=東京ドーム(撮影・西岡正)
6回ヤクルト2死、坂口智隆の二塁ゴロを好プレーでアウトにした菊池涼介(左)とタッチを交わす広島・高橋昂也=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「広島4-2ヤクルト」(4日、東京ドーム)

 広島は投打がかみ合った。

 攻撃陣は一発攻勢。0-0の二回、鈴木誠の2試合連続本塁打となる21号ソロで先制。五回には菊池涼の一発で加点すると、続く六回にも坂倉が9号2ランを放った。

 高橋昂は6回5安打無失点で、5月14日・DeNA戦以来の白星となる3勝目を手にした。

 初回2死満塁をしのぐと、三回1死二塁では村上を二ゴロ。2死三塁となった場面でもサンタナを打ち取り踏ん張った。六回、先頭の村上を空振り三振に仕留めるなど、この日は4番を完ぺきに封じ込め、打線の流れを断ち切った。

 7月9日に出場選手登録を抹消され、2軍で約2カ月フォームなどを見直してきた。チームは先発6番手に悩まされている。左腕が結果を出したことで、その座に一歩近づいた。

 4-2の九回には守護神の栗林が登板。8月28日・阪神戦以来の出番となった右腕は、力強い投球でヤクルト打線を封じて23セーブ目を手にした。球団の新人セーブ記録は、03年・永川が記録した25セーブ。右腕は、あと2と迫った。

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