広島・玉村 自己ワーストタイ5失点も前向きに猛省「全然ダメという収穫あった」

 「DeNA7-2広島」(1日、横浜スタジアム)

 横浜での初登板は苦い記憶になった。自己ワーストの9安打を浴び、同ワーストタイの5点を奪われた。無念の5回2/39安打5失点での5敗目。広島・玉村は「初回からしっかり打たれた。悪い流れをつくってしまったのが敗因」と唇を結んだ。

 初回、2連続適時打など3本の長打を浴びて2点を失った。打たれたのは桑原、佐野、オースティン。3人はいずれも現在打率ランキングで上位に位置する。

 「スライダーを全部打たれた。コース的には失投ではないんで、まだまだ(自分の)レベルが低い」。現在地を知り、さらなるレベルアップを誓った瞬間だった。

 1-3の六回も踏ん張れなかった。2死一塁から牧へ四球を与えてピンチを広げると、大和に適時打を浴びた。四球について「ちょっともったいなかった」と佐々岡監督。試合の分岐点。できなかった粘りの投球が反省点だ。

 後半戦は3試合に登板し白星がない。それでもシーズン途中からローテの一角を勝ち取った投球には光るものがある。「2ストライクと追い込んでから甘い球があって、それを打たれた。全然ダメだな、という収穫はありました」。左腕は顔を上げて言葉を紡いだ。この日、胸に刻んだ悔しさを次回晴らしてみせる。

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