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広島5連勝!後半戦最高発進じゃ 初回猛攻呼んだ小園が先制三塁打

 1回、先制適時三塁打を放って滑り込む小園(撮影・立川洋一郎)
 1回、先制適時三塁打を放つ小園
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 「阪神3-9広島」(13日、京セラドーム大阪)

 最高のスタートじゃ。1カ月の五輪中断期間を挟んで後半戦が開幕し、5位からの上位進出を目指す広島は、小園海斗内野手(21)が初回1死一塁から、右中間に先制の適時三塁打。前半戦終盤から3番を担う若鯉が後半戦初打席でチームの天敵・西勇を砕き、今季初の5連勝を導いた。

 勢いよく三塁ベースに滑り込んだ。小園が向けた視線の先には、沸き上がる仲間たちの笑顔が広がっていた。少し照れくさそうに、3年目の成長株は笑みを浮かべた。敵地の静寂を切り裂いた打球は、相手エース攻略への突破口を切り開く先制打。後半戦初戦を迎えたチームに、大きな勇気を与えた。

 初回1死から2番・菊池涼が左前打で出塁すると、2球目をコンパクトに振り抜いた。打球は二塁・糸原の頭上を越え、あっという間に右中間を破った。試合前時点で通算3勝11敗と分が悪かった阪神先発・西勇の出はなをくじいた先制の適時三塁打。「ランナーをかえすことができ、先制点につながるヒットになって良かった」と心地良く汗をぬぐった。

 歯を食いしばった日々が、1軍での活躍につながっている。開幕は2軍スタートながら、6月13日から3番に定着。「ホームランバッターではないので、しっかり捉えて率を残す」ということに主眼を置いてきた。主砲・鈴木誠の前を打つ重責を担いながら、前半戦は52試合で打率・326。出塁率も・361と高い水準を誇った。

 プロ3年目で初の規定打席到達も視界に捉えており、後半戦開幕前には「試合に出ている証しになると思う。最後まで使っていただけるように」と必死のアピールを誓っていた。その言葉通り、リーグ戦再開後の1打席目で快音を響かせてみせた。

 若武者の一打に、ナインも呼応した。1点を先制しなおも1死一、三塁で坂倉の遊ゴロが併殺崩れとなって2点目。当たり自体は良くなかったが、一塁までの全力疾走が奏功した。6番・林が右前打でつなぐと、2死一、二塁で松山が右中間への2点適時二塁打。ベテランは「取れるときに点を取りたかった」と納得顔で振り返った。

 12日の全体練習前には佐々岡監督が訓示。「ワンチームで一戦一戦、戦っていこう」と訴えかけた。今季初の5連勝でチームに流れ始めた好循環。上位浮上だけを狙い、一枚岩で白星を積み上げる。

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