広島・小園が5連勝に貢献「ショート、3番でずっと出られるように」

 1回、笑顔で大瀬良(14)とタッチを交わす小園(撮影・飯室逸平)
 1回、先制タイムリー三塁打を放つ小園(撮影・飯室逸平)
 1回、右中間へ先制適時三塁打を放って滑り込む小園(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神3-9広島」(13日、京セラドーム大阪)

 広島の小園海斗内野手(21)が先制の適時三塁打を放ち、今季初となるチームの5連勝に貢献した。攻撃陣は初回に一挙4点を奪い、その口火を切った。

 1死一塁で阪神先発・西勇の2球目をコンパクトに振り抜いた。打球は低い弾道で二塁手・糸原の頭上を越えて右中間を破った。「後半戦初打席だったので、いい形で入りたかった。集中して捉えられた」と納得顔で振り返った。佐々岡監督も1ボールからの2球目を仕留めた点について「積極的に打ちに行けている。そこが良さでもある」と評価した。

 前半戦は52試合に出場。開幕は2軍スタートながら、6月13日から3番を任されて打率・326、1本塁打、19打点と結果を残して主軸に定着した。伸び盛りの3年目は「ショートとして、3番でずっと(試合に)出られるように。チームのムードを上げられるようにやっていきたい」と頼もしい言葉で意気込みを語った。

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