侍・栗林 誓った“神救援”トヨタ自動車時代の同期・ソフトボール後藤のように

 山崎(手前)と談笑する栗林
 キャッチボールで調整する栗林(撮影・高石航平)
 談笑する栗林(左)と森下(撮影・高石航平)
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 東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」の最終合宿4日目が23日、仙台・楽天生命パーク宮城で行われた。守護神候補の広島・栗林良吏投手(25)は女子ソフトボール日本代表・後藤希友投手(20)に刺激を受け、自らも五輪で“神救援”を見せることを誓った。

 22日の女子ソフトボール・メキシコ戦では同点の七回無死一、二塁で登板した後藤が3者連続三振の快投で、日本を勝利に導いた。試合をテレビで見ていた栗林は「あんな若いのに日本のピンチを救って勝利投手になっている。鳥肌が立ったし、勇気をもらった」と大きな刺激を受けた。

 2人は「入社式でもお会いした」というトヨタ自動車時代の同期。それだけに「チームを救える選手になりたい。自分も負けずにやりたいと思う」と勝利に導く“神救援”への思いを強くしていた。

 この日は2度目のブルペン入りで15球を投じて「試合前と同じ球数を意識した。自分の球は投げられてきている」と好調を維持。後藤へ祝福のメールは「邪魔しないようにと思って送っていない」と栗林。ともに金メダルを獲得し、喜びを伝え合う。

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