広島・菊池涼が球宴初弾の逆転2ラン 3安打で存在感 直前には岡本和が二盗

6回、逆転2ランを放った菊池涼梅野隆太郎に迎えられ声を張り上げる(撮影・田中太一)
6回、逆転2ランを放つ菊池涼(撮影・高石航平)
5回全セ無死。右前打を放つ広島・菊池涼介=メットライフドーム(撮影・西岡正)
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 「マイナビオールスターゲーム2021・第1戦、全パ-全セ」(16日、メットライフドーム)

 全セが菊池涼の2ランで逆転した。直前には岡本和が二盗を決める“意外性”を発揮した。

 2-3で迎えた六回、全パの投手は上沢。右前打で出塁していた岡本和は菊池涼の打席、初球で二盗を敢行。際どいタイミングだったが成功させた。

 そして直後に菊池涼が日本ハム・上沢の142キロ直球を完璧に捉え、左翼席に運んだ。7度目の球宴出場で初となる一発は値千金の逆転本塁打となった。

 全セの「7番・二塁」でスタメン出場。三回には左前打でチーム初安打を記録すると五回にも右前打を放ち、3安打の固め打ち。三回にはカウント3-1から西武・今井の148キロ直球をはじき返し、左前に運びチーム初安打。

 今季は73試合に出場し、打率・288、7本塁打、25打点をマーク。打撃好調の守備の名手が3安打で存在感を示している。

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