広島・上本が今季初スタメンで2安打 菊池涼について監督は「あしたから出られると」

 広島・上本
4回広島2死、死球を受ける広島・上本崇司=神宮球場(撮影・西岡正)
 4回、死球を受ける上本(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト0-5広島」(10日、神宮球場)

 広島・上本崇司内野手(30)が、今季初スタメンで2安打と存在感を示した。

 二回1死一塁で左翼へ二塁打。ヒットエンドランで好機を拡大させた一打に「とにかくバットに当てることだけ考えました」と振り返った。3点リードの九回は先頭で中前打。出塁後は追加点のホームを踏んだ。ただ本人は「ノーアウト満塁で打てなかったのでそこは反省しています」と六回無死満塁で遊飛に凡退した場面に唇をかんだ。

 菊池涼に代わり二塁で先発出場し「いつ出番が来てもいいように、いつも通りしっかり準備して、いい結果が出るように」と上本。佐々岡監督は「しっかりと彼の仕事をしてくれたと思うし、こういう時こそアピールできたんじゃないかな」と目尻を下げ、菊池涼には「あしたから出れるということで、きょうは休養」と説明した。

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