広島・佐々岡監督、2勝目の玉村に膨らむ期待「いずれは先発完投を目指してほしい」

 力投する玉村(撮影・飯室逸平)
 玉村を迎える佐々岡監督(撮影・飯室逸平)
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 「広島7-1阪神」(2日、マツダスタジアム)

 広島が西勇を攻略して勝利した。

 二回だ。鈴木誠の2試合連続となるソロ本塁打で先制。さらに一気呵成(かせい)に攻め菊池涼、西川も適時打。最後は再び打席が巡ってきた4番が、走者一掃の3点適時二塁打を放った。この回、一挙7点で試合の主導権を握った。

 なお、鈴木誠は通算156本塁打となり、ライトルと小早川を抜き球団歴代単独12位になった。

 先発した玉村は両コーナーへ丁寧に投げ込み要所を締めた。阪神戦初登板ながら7回7安打1失点。2勝目は、本拠地初勝利でもあった。

 試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。

 -4カードぶりに初戦を勝利。

 「西投手にやられている中で、打撃コーチを含め選手たちがしっかりと策を練った中でのきょうだと思いますし、誠也の一発からよくつながったと思います」

 -鈴木誠は、先制弾と3点二塁打。

 「本当に4番の仕事をしてくれました」

 -玉村については。

 「1勝して落ち着いたところもあると思いますし、きょうもしっかりと自信を持って投げた結果。7回1失点でナイスピッチング」

 -六回で100球。七回は続投

 「当然もう一回というところはね。点差もあった。いずれは先発完投というところを目指してほしいというところもある。本人もそう思っているだろうし」

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