広島 20歳左腕玉村が2勝目「インコース投げようと日々練習」鈴木誠も絶賛「スゴい!」
「広島7-1阪神」(2日、マツダスタジアム)
打線がつながった広島が阪神に大勝。阪神戦の連敗を5で止め、カード初戦で白星を挙げた。打線は二回に鈴木誠の先制ソロ、3点二塁打など7安打を集中して7得点。先発した2年目の20歳左腕・玉村は大量援護の中、毎回走者を許しながら7回7安打1失点で今季2勝目。本拠地・マツダスタジアムでの初勝利になった。
本拠地初勝利を「たくさんのファンの人の前で勝利を上げることができてうれしいです」とはにかんだ20歳。毎回走者を出しながらの粘りの投球を「しっかり振ってくるバッターが多いので、坂倉さんのリード通り丁寧に投げようと思いました」と振り返った。
好投の要因を問われて「インコースにしっかり投げようと思って日々練習しているので、そこが出ているのかなと思います」と明かす。キレのいい直球主体の投球を内外角に投げ分けて阪神打線に決定打を許さなかった。
ともにお立ち台に立った鈴木誠は「2年目?ですか?そんな若いのに堂々と投げているところを見ているとスゴいなと思います」と玉村への評価を口にした。「自身の2年目のときと比べると?」と問われると「照らし合わせることもありますけど、スゴいなと思います」と“スゴい”を連発していた。