広島、阪神戦5連敗で止める 鈴木誠が2戦連発小早川超え156号 好投玉村が2勝目

 2回、先制ソロを放った鈴木誠を迎える玉村(左端)ら広島ナイン(撮影・飯室逸平)
 2回、左越えへソロを放つ鈴木誠(撮影・田中太一)
 阪神打線を相手に力投する玉村(撮影・立川洋一郎)
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 「広島7-1阪神」(2日、マツダスタジアム)

 打線がつながった広島が阪神に大勝。阪神戦の連敗を5で止め、カード初戦で白星を挙げた。

 打線に火を付けたのは4番・鈴木誠だ。二回、先頭で西勇から左翼スタンド奥へ特大の12号ソロ。これを口火に菊池涼、西川にも適時打が飛び出し、この回2度目の打席を迎えた主砲は2死満塁で左中間へ走者一掃の適時二塁打。打者10人の猛攻で、一挙7点を奪った。

 相手先発・西勇はマツダスタジアムで通算10試合で1勝6敗と分が悪かったが、この日も見事に攻略してみせた。

 鈴木誠は前日1日・巨人戦に続く2試合連続本塁打。直近6試合で4本塁打と上昇気配を漂わせ、2試合連続本塁打は今季3度目。ライトル、小早川を抜いて球団歴代単独12位の156本塁打となった。

 先発・玉村は大量援護にも恵まれて、スイスイと腕を振った。三者凡退のイニングは一度もつくれなかったものの、7回7安打1失点。今季2勝目は、うれしい本拠地・マツダスタジアムでの初勝利になった。

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