「広島－阪神」（２日、マツダスタジアム）

　広島・鈴木誠也外野手（２６）が、２試合連続となる先制ソロを放った。

　０－０の二回。阪神先発・西勇のツーシームを完璧に捉えた。高く舞い上がった打球はそのまま左翼場外へ消えて行った。１２号ソロに本人は球団を通じて「いい反応で打つことができました。先制点になって良かったです」と振り返った。

　鈴木誠は前日１日・巨人戦で菅野から１１号２ラン。６月２６日の中日戦から６試合で４本塁打と、好調ぶりを示している。２試合連続本塁打は今季３度目。ライトル、小早川を抜いて球団歴代単独１２位の１５６本塁打となった。

　主砲の一発で活気付いた打線はこの回、西勇を攻め立て、４点を奪ってなおも２死満塁から、この回２打席目を迎えた背番号１が左中間へ走者一掃の適時二塁打。７安打を集めて一挙７得点のビッグイニングとなった。