広島・森下 新型コロナワクチン副反応を乗り越え8回1失点

6回表を投げ終え、ナインに声を掛けながらベンチへ戻る広島・森下(撮影・立川洋一郎)
2回、根尾の打球に反応する森下(撮影・立川洋一郎)
中日打線を相手に力投する先発の広島・森下(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-中日」(27日、マツダスタジアム)

 先発した広島の森下暢仁投手(23)は116球を投げ、8回8安打1失点と好投した。

 初回、先頭の大島に左翼線二塁打を浴び、1死三塁から高橋の右前適時打で開始早々に先制点を献上したが、二回以降は安打を許しながらも150キロ超の直球とカットボールを軸に中日打線を抑えた。

 東京五輪に臨む野球日本代表「侍ジャパン」に選出された森下は、21日に新型コロナウイルスのワクチンを接種した。しかし副反応が出た影響で22日の練習を欠席し、自宅静養。翌23日から復帰していたが、登板間隔を空けて中7日でこの日の先発マウンドに上がっていた。

 これで自身は4月20日のヤクルト戦から8試合連続クオリティー・スタート(6回以上投げ、自責点3以下)を達成。しかし、打線の援護に恵まれず、勝ち負けはつかなかった。

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