広島連敗ストップ エース大瀬良力投も安仁屋氏「点の取られ方がらしくなかった」

 「広島5-3西武」(15日、マツダスタジアム)

 広島が連敗を8で止めた。八回に宇草が勝ち越し2ラン。九回を守護神・栗林が3人で片付けた。デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(76)は7回3失点に抑えた先発・大瀬良の力投をたたえながらも、エースという立場ゆえ「点の取られ方が良くなかった」と苦言を呈した。

  ◇ ◇

 大瀬良は前回の登板からプレートを踏む位置を三塁側から真ん中寄りに移したことでコントロールが安定してきて、右打者の内角も攻めやすくなった。この日もチームの連敗を止めようと気持ちの入った投球を見せた。勝ち投手にはなれなかったが、7回3失点は上出来といえる。

 ただ、点の取られ方はらしくなかった。二回の失点は先頭打者への四球がきっかけ。五回は2死を取りながら代打・川越に簡単にストライクを取りにいった初球を被弾。さらに七回も山川にフルカウントからの勝負球が甘く入ってスタンドに運ばれた。いずれも味方がリードしてくれた直後の失点というのも良くなかった。そこは次回への反省点だ。

 栗林は気持ちを切り替えてマウンドに上がっていた。前回記録がストップしたことで気分的にも楽になったんじゃないかな。腕もしっかりと振れていた。最近3試合は1点も許されない同点の場面での登板だったが、この日は2点リードということもあり、投球にも余裕が感じられた。ここからが再スタート。相手に立ち向かっていく強気の投球でセーブを積み重ねていってほしい。

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