広島が泥沼の8連敗 羽月がまさかの落球で決勝点献上

 6回、西武・中村の打球を捕球し損ねる広島・羽月(撮影・立川洋一郎)
 6回、西武・愛斗がバントした打球を握り損ねる一塁手・広島・坂倉(撮影・立川洋一郎)
 7回、西武・森の打球を追って交錯し二塁打にしてしまう広島・小園と西川(撮影・立川洋一郎)
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 「広島2-3西武」(14日、マツダスタジアム)

 広島が逆転負けで泥沼の8連敗。借金13となった。

 1点を追う四回、林の左前2点適時打で逆転。だが、直後の五回に森の適時打で追いつかれた。さらに、六回は1死満塁で代打・中村の浅い飛球を中堅手・羽月がまさかの落球。一塁走者を二塁で封殺したために失策とはならなかったが、記録上は犠飛となって三塁走者の生還を許した。

 今季初先発の薮田は4回2/33安打2失点で降板。二番手のコルニエルが初黒星を喫した。広島の8連敗は、11連敗を喫した19年6月~7月以来。

 セ・パ交流戦は広島-西武、広島-日本ハムの残り2試合。この日でセの48勝47敗11引き分けとなった。セにとっては12年ぶり2度目の勝ち越しが、広島の結果にかかっている。

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