広島 毎日PCR検査実施の方針を報告 感染拡大抑止確認のため
臨時日本プロフェッショナル野球組織実行委員会が21日、開催された。その後に行われたオンライン会見で、広島球団から、感染拡大の可能性が懸念されるため21日からの試合を延期し、PCR検査を21日から毎日行っていく方針が示されたと発表した。
会見では広島がこの日の臨時実行委で申し入れた内容として、「感染拡大のリスクが払しょくできないところであると、感染が拡大する可能性がまだある、というところから、その対応が必要となる」という趣旨の説明があったことが説明された。
その上で、球団からは、阪神との3連戦を延期した上で、「PCR検査を本日(21日)、そして明日(22日)以降も毎日スクリーニング検査として行い、それによって感染が拡大抑止できているところを確認したい」という趣旨の申し入れがあったとした。
また、管轄の保健所からチーム活動停止などの特段な判断は「まだ出ていないというところというふうに聞いています」と会見で説明された。
広島では20日に7人(うちコーチ・スタッフが2人)の新型コロナウイルス陽性が発表された。これまでとの合計で選手8人を含む10人が陽性判定を受けた。
21日からはマツダスタジアムで阪神との3連戦を行う予定だったが、3試合とも延期が21日に発表された。