広島20イニング連続無得点でドロー 7回無失点の森下を援護できず

1回、山田を空振り三振に仕留め、ボールの位置を坂倉に伝える森下(撮影・高石航平)
8回、空振り三振に倒れ、悔しそうな表情を見せる鈴木誠(撮影・高石航平)
9回、塩見を空振り三振に打ち取り、アウトカウントを確認する栗林(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト0-0広島」(12日、神宮球場)

 広島は5安打と打線が沈黙し、20イニング連続無得点で今季4度目の引き分けに終わった。

 初回2死から鈴木誠が四球、西川が四球を選んで一、二塁としたが、クロンが空振り三振に倒れて先制機を逸した。二回は先頭の坂倉が内野安打、プロ初スタメンの正随が左前打で続いたが、後続が封じられた。七回には一死一塁から森下が犠打を試みたが、最悪の捕ゴロ併殺で無得点に終わった。

 広島は9日の中日戦(バンテリンドーム)で今季6度目の完封負け。8日・中日戦の八回からこれで20イニング連続で得点できず、貧打に苦しんでいる。

 先発の森下は自己ワーストの6四球を出しながらも要所を締めて、7回を3安打無失点。今季は7試合の先発で打線の援護は1試合平均2・2点しかなく、この試合も好投が報われなかった。

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