広島・佐々岡監督 巨人打線に打ち込まれた野村に「らしいピッチングを出来ていない」

 選手交代を告げてベンチへ戻る佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 4回、5点目を失って途中降板する野村(19)=撮影・立川洋一郎
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 「広島0-9巨人」(11日、マツダスタジアム)

 広島は今村の前に打線がつながらず。今季初の完封負けを喫した。投手陣は先発した野村が3回1/3、8安打5失点と炎上。中継ぎの中田、ケムナも打ち込まれた。試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -野村は岡本和にホームランを打たれた後も修正できなかった。

 「らしいピッチングを出来ていないというか、やはりコントロールが甘くなっていると力で押してしまったり、勝負することができていない。やっぱりキレ自体がなかなか高めにいけばというところで、真っすぐで押すタイプでは無い中でもね、やっぱり真っすぐの力もスピードも無いのかなという感じ。だから変化球にもキレが無かった」

 -救援陣は最終回も含めて課題があった。中田は五回、増田大に本塁打。ケムナも九回に失点した。

 「こういう展開でも投げるピッチャーは、しっかりと役割を果たして抑えてほしいと思っている中で、廉はしっかり抑えた中で、イニングまたぎをさせたんですけど、もったいないというか防げたし、ケムナにしても同じ球を続けてというか修正をマウンドでしないと、今の成績では投げられなくなるよという感じです」

 -今季初の完封負け。

 「今村にやられたのかなという風に感じました。策は練っている中でも、思ったより緩急の使い方で変化球のキレがよかったのかなと思います。次の対戦までに策を練っていかないといけない」

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