広島・菊池涼、自身初の先頭打者弾「大地に『絶対打て』と言われていましたので…」
「広島2-0巨人」(9日、マツダスタジアム)
先制パンチが大きくモノを言った。巨人のエース・菅野に対して初回、広島・菊池涼がプロ入り初の先頭打者本塁打。2死から鈴木誠もソロを放ち、この2点を投手陣が完封リレーで守った。
菊池涼はお立ち台で「きょう球場に来て、大地(大瀬良)に『絶対打て』と言われていましたので、いいところで打てて良かったです」と先発した大瀬良とやり取りがあったことを明かした。
2球目のカットボールを振り抜き、左中間席へ運んだ。この1本で開幕からの連続安打を「13」に伸ばした。好調の要因を問われ「わかんないですけど、きょうも1本しか打っていませんし、他の回で活躍できていないのであとも打てるように練習します」と笑いを誘った。
好調を買われて3試合連続でリードオフマンを務める。「入り方が難しかったり、(ボールを)見ていった方がいいのかなと考えるところもありますが、自分らしく、いま状態がいいのでいつも通り入れればいいかなと思っています」と話した。
ヒーローインタビューの最後には「本当に真冬なんじゃないかという寒い中、最後まで残って頂きありがとうございました。1人1人の拍手が背中を押してくれます。あしたもあさっても応援宜しくお願いします」とファンに感謝の思いを述べた。