広島 大瀬良の続投が誤算 佐々岡監督「負ければ継投失敗と言われても仕方ない」

 ベンチから戦況を見守る佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 8回表が終わり、逆転2ランを許したケムナ(右)を出迎える大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 7回、京田を打ち取り声を上げる大瀬良(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-7中日」(26日、マツダスタジアム)

 広島は4点リードを守れず、痛い逆転負けで開幕戦は黒星発進となった。佐々岡監督の一問一答は、以下の通り。

 -大瀬良は、八回1死二塁で代打・福留への四球が痛かった。

 「まぁ、あの(八)回ね…。七回で球数が67球というところで、内容も踏まえて、本人も行く気満々だったし」

 -大瀬良について。

 「逆球とかがあった中、七回まではあの投球だったからね。なかなか代えづらいのがあったし、球数がいっていればね。七回でもという考えで今日は入っていたんだけど。内容もスイスイいっていたから、もう1イニングという」

 -結果的に継投失敗となった。

 「負ければ、そういう風に失敗と言われても仕方がない」

 -塹江、ケムナの登板は1人1アウトずつを取る狙いで?

 「(3番の)高橋周平から塹江というのはあった。点差も点差なので『1人1殺』というところですよね」

 -ケムナは?

 「ボールを引っ掛けたり、なかなか制球が定まっていなかった。そういうところですかね。(配球が)外ばかりというところもあるだろうし…」

 -八回に、左翼・松山に守備固めを出さなかったのは、次の打順を考えて?

 「うん。打順が回るというところを考えた中での(判断)。その前の七回に回らなかったらという。いろいろ考えながらやっていたんだけどね」

 -九回の失点も、痛かった。

 「1点差で、島内がしっかり抑えてくれたら流れが来るというところで、2死からの四球がこういう結果になる。打線も一、二回にいい形で点を取って、次の1点を取っておけば(展開が)変わったんだろうけど。最後、ああいう粘りを見せてくれたので、これはまた、明日以降につなげて。切り替えて、また明日(頑張ります)」

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