広島が痛恨の逆転負け 8、9回だけで7失点 エース大瀬良は開幕戦3年連続星ならず

 8回、ビシエド(右)に逆転2ランを浴びて肩を落とすケムナ(撮影・立川洋一郎)
9回表に登板するも2失点し力なくベンチへ戻る広島・島内颯太郞。左は捕手・広島・会沢翼=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
 8回表が終わり、逆転2ランを許したケムナ(右)を出迎える大瀬良(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-7中日」(26日、マツダスタジアム)

 広島が痛恨の逆転負け。八回に4点リードをひっくり返され、本拠地が静まりかえった。

 力投していた先発の大瀬良が、八回に捕まった。二塁打、四球、安打でピンチを招き、阿部に左前適時打を打たれた。左翼手・松山がゴロを後逸する失策も重なり、1点差。さらに、3番手のケムナがビシエドに痛恨の逆転2ランを打たれた。大瀬良は勝てば3年連続の開幕戦勝利となったが、この時点で消滅した。

 打線は一回に西川の2ラン、二回に菊池涼の適時打で4点をリード。逆転された八回は無死一、二塁としたが松山が痛恨の併殺打に倒れた。九回は1点差に迫ったが、代打長野が凡退した。

 中日は開幕投手の福谷が5回4失点と崩れたが、リリーフ陣が粘り、逆転を呼び込んだ。

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