広島・坂倉が教育リーグで実戦復帰し2安打 「開幕1軍に入れる状態にしたい」
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「教育リーグ、広島5-1中日」(11日、由宇球場)
広島の坂倉将吾捕手(22)が、「2番・捕手」でスタメン出場し、実戦復帰を果たした。「まずは無事に終えられて良かった」と胸をなで下ろした。
初回1死から山本の外角スライダーを左前に運んだ。「追い込まれてたので、なんとか食らいついた」。復帰初打席で安打を記録すると三回には無死一、二塁から右前打を放ち、チャンスを広げた。
春季キャンプ序盤に下半身のコンディション不良で離脱したが、「良くなってきている。もうひと段階上げていけるようにしたい」と順調ぶりをアピールした。
昨季は81試合に出場し、2番手捕手の座を確立した。「開幕1軍に入れる状態にしたい」と力を込めた若き扇の要が、まずは開幕1軍入りに向けて歩みを進めていく。