広島・島内 佐藤輝をK斬り 方程式入りへ猛アピール
「オープン戦、阪神6-4広島」(9日、甲子園球場)
売り出し中の若虎を力でねじ伏せた。七回1死。島内は阪神ドラフト1位・佐藤輝(近大)と対峙(たいじ)した。この日、最速の154キロ直球で追い込むと、最後はフォークで空振り三振。勝利の方程式入りへ猛アピールだ。
「久しぶりに持ち味の真っすぐも、自分の球が投げられた。良い投球ができた」
腕を振ることだけを考えた。2死後、四球と安打で一、二塁としても動じない。「シーズンになると、あの走者をかえさなければいい」。深呼吸して、山本を直球で空振り三振。1回1安打3奪三振無失点で終えた。
ドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)を含め、新人3投手が対外試合で無失点投球を続けている。「中継ぎはみんな調子が良い。何とか負けないように」と力を込める。
佐々岡監督は「佐藤との対決でも、真っすぐで攻め続け、最後は腕を振ったフォーク。あのくらいの気持ちで投げてくれたら。それが彼本来の投球だし、それを求めている」と、強気の投球の継続を求めた。
目下の目標は勝ちパターンの一人として開幕を迎えること。島内は「後ろを任せてもらえるような投手になりたい」と前を向いた。力強く腕を振り抜く先に光が待っている。
