広島ドラ1栗林 最速150キロ&根尾斬り 対外試合2試合連続無失点

 「練習試合、中日0-4広島」(23日、Agreスタジアム北谷)

 広島ドラフト1位の栗林良吏投手(24)=トヨタ自動車=が23日、中日との練習試合に登板し、1回無安打1奪三振無失点と好投した。プロ最速の150キロを計測し、対外試合2試合連続無失点と結果を残した。

 「150キロが出たのはすごく良いこと。常にそのくらいの勢いでいけるように頑張っていきたい」

 仁王立ちした。八回1死。今春好調の根尾と対戦した。初球、外角低めへの直球はプロ入り後最速の150キロを計測。最後は外角フォークで空振り三振を奪った。根尾はバットから左手を離すと、膝を折ってグラウンドに手を突いた。

 17日の練習試合・巨人戦に続くリリーフ登板。マウンドに上がるまでの準備も徐々に慣れてきた。この日は六回からキャッチボールを開始して肩を作った。程よい緊張感と共に、自信を持って腕を振れたことが結果につながった。

 指揮官は役割について「良い悩みで良いんじゃないの」と先発か中継ぎかの明言を避けた。仮に中継ぎとなれば「こういう投球をしたら使ってみたいというのはある」と勝利の方程式入りを否定しなかった。

 「準備だけじゃなくて、マウンドでもプロの“間”がだいぶ分かってきた」と栗林。実り多き11球だった。

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