広島・野村、2軍キャンプスタートも開幕ローテに意欲「勝ち抜いていかないと」
広島の野村祐輔投手が29日、廿日市市の大野練習場での自主トレに参加した。この日はキャッチボールや筋力トレなどで汗を流した。
6~25日までは、昨年に続き地元・倉敷で自主トレをしてきた。立ち投げを含め、既に「6回くらい」ブルペンに入ったという。コンディションは良い。キャンプ初日となる2月1日のブルペン投球も「入れる状態にはありますね」とにっこりだ。
昨年のキャンプは、序盤に右ふくらはぎを痛めて離脱。シーズン終盤の10月には「右鎖骨下静脈血栓症除去手術」を受けた。13試合で6勝3敗、防御率4・58だった。
故障明けとなるため、10年目で初めて2軍でキャンプで迎える。「まずはケガをしないこと。ケガなくキャンプを終えたい」。開幕ローテ入りへも強い意欲を示し「競争です。この世界は勝ち抜いていかないといけない」と力を込めた。