広島・ドラ4小林、イチロー先生の金言響いた 母校・智弁和歌山での“授業”に参加

 15日の入団会見を控え、ホテルに入ったドラフト4位・小林
 智弁和歌山の選手に指導するイチロー氏=4日
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 広島ドラフト4位の小林樹斗投手(17)=智弁和歌山=が14日、イチロー氏(47)=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=から授かった金言を胸にプロでの活躍を誓った。今月上旬に母校で同氏の指導を受け、「今後に生きてくる」と収穫を得た。この日、育成を含むドラフト指名7人全員が15日の新入団会見に備えて広島入りした。

 スーパースターと過ごした時間は貴重な財産となった。入団会見を翌日に控えた小林は何物にも代えがたい体験を振り返り、「めちゃくちゃ特別な時間でした」と声を弾ませた。

 サプライズだった。12月2日から3日間、母校の智弁和歌山を訪問したイチロー氏が初めてアマチュアを指導。練習に参加した右腕は「今までの試合にないぐらい緊張しました。本当に偉大な方。オーラがすごかった」と目を輝かせた。

 初日にはブルペン入りし、イチロー氏が打席に立った。全球種を駆使して約50球。物おじせず、内角も突いた。「『両サイドに真っすぐを投げ込めているので、なかなか打ちづらい。ツーシーム、カットボールは使えるね』と言われました」と笑みを浮かべた。

 どういう球が打者にとって嫌なのか、直接質問もした。イチロー氏からは「左肩の開きが早いとどうしても球が見やすくなる。そこを大事にした方がいい」と助言を受けた。

 一番印象に残った言葉がある。「今まで楽しかった野球が(プロになると)本当に責任が生じてきて、なかなか楽しめない部分がでてくると思うけど、頑張れ」。プロ入りを前に大成功者から激励された。

 28シーズンも日米の第一線で活躍し続け、成功の裏でプロとして生きることの苦しさも難しさも経験したからこそ、イチロー氏の言葉は一つ一つに重みがある。エールを受けた17歳は「いろいろ教えていただいた。自分のプラスになるし、今後に生きてくると思う」と感謝の意を述べた。

 国民的ヒーローも自身と同じドラフト4位からスターダムに駆け上がった。小林は「順位は関係ない。とにかく1年目から1試合でも多く1軍のマウンドに立って、勝ちにつなげたい」と目標を掲げた。

 最速152キロを誇る本格派右腕。「『これからも常にチェックしているよ』と言っていただきました」とイチロー氏の言葉を思い出すと表情を緩めた。大スターと触れ合った時間と授かった金言を胸に刻み、プロの世界に飛び込む。

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