広島・山口 “大瀬良塾”入門 4年目の飛躍へエースから「体の使い方など学びたい」

 広島の山口翔投手(21)が11日、大瀬良大地投手(29)に弟子入りしたことを明かした。既に10日から廿日市市の大野練習場で合同自主トレを行っており、来年1月も継続する予定。3年目の今季は1軍登板なしに終わり、悔しいシーズンとなった右腕。エースから調整法などを学び、自身の成長の糧とする。

 オフの貴重な時間を無駄にはしない。チームの大黒柱からあらゆるものを吸収し、来季の飛躍へとつなげる。山口が大瀬良に弟子入りを志願し、受け入れられた。10日から自主練習を共にしており「ありがたいです」と感謝の思いを口にした。

 悔しさが残った一年だった。今季は1軍出場なしに終わった。ウエスタン・リーグでは8試合に登板して0勝4敗、防御率6・23。フォームが崩れるなどして安定感を欠き、制球に苦しんだ。「いい時と悪い時がすごかった」と反省する。

 毎回マウンドで安定した投球をするためには、登板までの準備過程が大切であることを改めて実感したという。そのためにも大瀬良から調整法などを学び、自身の投球に生かす考えだ。

 「大地さん(大瀬良)はランニングの量が多い。ストレッチ一つを見てもすごい。一人で練習をやる時とは全然違う。体の使い方などを学びたい」と目を輝かせた。

 今季開幕から先発ローテを守った同学年の遠藤の存在も刺激になっている。「負けられないです。レベルアップしていって、安定性を高められるようにしていきたい」と力を込めた。来季で4年目を迎える。エースの姿勢を肌で感じながら、自身の歩みを進めていく。

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