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広島・佐々岡監督 若鯉にカツ「闘志を見せろ!」 フェニックス・リーグ初視察

 試合終了後、ナインを前に話をする佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
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 「フェニックス・リーグ、広島4-4ヤクルト」(21日、天福球場)

 広島の佐々岡真司監督(53)が21日、日南市・天福球場で行われた「みやざきフェニックス・リーグ」を初めて視察し、若鯉にカツを入れた。試合中の声が少なく、チームに活力が少ないと感じたためだ。来春の1軍キャンプメンバーの選考を兼ねている。プレーの結果、内容だけでなく、ハツラツとした若手らしい姿を求めた。

 天福球場を出た佐々岡監督が最初にこぼした言葉が印象的だった。「さみしかったね」。攻撃では持丸や中村奨、中神が勝負強さを発揮し4得点。投手は先発に再挑戦する矢崎が7回2安打2失点(自責点0)と好投したにもかかわらずだ。指揮官が感じたのは、若鯉の活力のなさだった。

 「覇気がないように感じた。自分の課題をやる事で頭がいっぱいなのかもしれないけど…。1軍では声を出しているのに、出ていない。もっとガムシャラにやってほしい。姿勢で見せてほしい」

 奮起を促したのは1軍経験メンバーだ。野手では今季73試合に出場した大盛をはじめ中村奨、羽月、林、小園らが参加している。彼らに求めるのは、プレーの内容や結果だけではない。声を出す事もその一つ。自覚を持ってチームを盛り上げながら、他の若手を引っ張るような姿勢だ。

 24歳ながら参加メンバーで最年長の大盛は指揮官の言葉に気持ちを引き締め直した。「監督自ら足を運んでいただいた。もっともっと元気を出していきたい」。羽月は「声を出しながら頑張らないと」と力を込めた。

 もちろん技術向上も求めた。佐々岡監督は試合後に参加したミーティングで、鈴木誠を例に出して選手の心を揺さぶった。「朝から夕方までバットを振っている」

 マツダスタジアムでの秋季練習に主力は不参加。個別練習で、それぞれが自身の課題と向き合っている。主砲は今季、球団史上初の5年連続打率3割に到達。さらに王貞治、落合博満、小笠原道大に次ぐ史上4人目の5年連続打率3割&25本塁打も成し遂げた。4番の飽くなき向上心。1軍を目指す彼らにとっては大きな刺激になるはずだ。

 「どれだけ変われるか。楽しみな部分がある」。来春キャンプの1、2軍メンバー振り分けの参考とする視察は、24日のDeNA戦まで。残りは3試合だ。今季以上に選手層に厚みを持たせるためには、チームの底上げが不可欠。フレッシュな若鯉にかける期待は大きい。

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