広島・坂倉「石原魂」継承!背番号「31」 球団期待の表れ!頼れる女房役へ

 広島は20日、3選手の来季の背番号変更を発表し、坂倉将吾捕手(22)が「61」から「31」に変更されることが決まった。今季限りで現役引退した石原慶幸捕手(41)が19年間つけてきた番号を引き継ぐのは、球団からの期待の表れ。今季、自己最多の81試合に出場した若武者がさらなる飛躍を目指す。また九里亜蓮投手(29)が「12」から「11」、矢崎拓也投手(25)が「13」から「41」に変更された。

 若手成長株の坂倉が、来季から偉大な背番号を背負って戦うことになった。今季限りで現役を引退した石原慶が19年間つけた「31」を受け継ぐのは、球団から大きな期待を込められたメッセージ。鈴木球団本部長は「石原(慶)のようなリードができて、投手から信頼される捕手になってほしい」と、背中を押した。

 成長を感じさせた今季は規定打席には到達しなかったものの、打率・287、26打点で3本塁打。パンチ力ある打撃で存在感を示すと同時に、正捕手・会沢が欠場した試合で出番を増やした。その結果、自己最多の81試合に出場し、2番手捕手の地位を確立した。

 それでも、本人に慢心はない。今季を振り返り「自分で(試合に)出たというよりかは、使ってもらったという言い方が正しい」。我慢強く起用を続けてくれた首脳陣に感謝し、さらなるレベルアップを目指す考えだ。参加中の秋季練習ではキャッチング技術の向上に努めている。

 低迷期からチームを支え、投手と信頼関係を構築しながらナインに安心感を与えてきた石原慶。そんな背中を追いかけるべく、坂倉が新たな番号を背負い、頼れる女房役へと成長していく。

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