広島ドラ6矢野 田中広へ挑戦状!強肩で遊撃レギュラー狙う

 広島からドラフト6位で指名された矢野雅哉内野手(21)=亜大=が10日、都内の同大学で松本、尾形の両スカウトから指名あいさつを受けた。1年目からレギュラー獲得を掲げる強肩内野手は、遠投125メートル。遊撃のポジションに強いこだわりを持ち、正遊撃手の田中広輔内野手(31)に挑んでいくことに闘志を燃やした。

 高い壁だと分かっていても、自信があるから立ち向かっていく。プロの世界に飛び込む決意が、矢野の表情からにじんだ。「1年目からレギュラーとして出られるように頑張っていきたい。これまでの野球人生もそうですしこの4年間、自分にとって大きな成長をして、それぐらいの自信は持っている」

 遠投125メートルの強肩が何よりの強み。「守備は、どの選手が来ても勝負できるかなと思います」と胸を大きく張る。そして「特に自分自身、ショートとしてレギュラーを取りたいです」と正遊撃手・田中広へ挑戦する姿勢を示した。

 実績十分の選手会長を超えることは、並大抵ではない。ただ、松本スカウトは「肩が強いので、みんな見たらびっくりすると思う。1年目から守備だけは使えると思う。足もある。よく練習するしカープに向いている選手」と評価。その座を脅かすほどの守備力と気概にあふれている。

 指名順位は6位。しかし矢野は「順位は全く気にすることなく入って、結果を残すだけですね。『6位で入ったとしても1軍で活躍できるんだ』というのを結果を残して伝えたい」。鼻息を荒くした若武者の下克上ストーリーが、いよいよ始まる。

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