広島・佐々岡監督「悔しい気持ち受け止めて」2年連続Bクラス確定も今季初6連勝

 「広島5-1巨人」(4日、マツダスタジアム)

 快勝したその裏で、広島に厳しい現実が待っていた。中日と阪神がそれぞれ勝利。その結果を受け、勝率で2球団を上回れない事が決まった。4試合を残してのBクラスが確定。2年連続Bクラスは98~2012年の15年連続以来だ。

 「悔しい気持ちを受け止めて、残り1試合試合1試合を戦うだけ」。佐々岡監督は、表情を引き締めながら言葉を紡いだ。

 開幕直後は守護神が誤算。その連鎖で勝ちパターンを決められず、終盤で逆転される試合が多かった。先発陣はK・ジョンソンが不調。大瀬良は9月に手術を受けた。

 攻撃陣では4番・鈴木誠を中心とした布陣が安定しない。3、5番を担った打者が継続して力を発揮できなかった事や、得点機はつくるものの勝負どころでの1本が出なかった事が響いた。

 それでも10月は15勝9敗3分け。同月27日から始まった連勝街道は今季初の「6」に伸びた。「13」あった借金は「4」。残り4試合を全勝すれば勝率5割でシーズンを終えられる。

 「ここ何試合か投手が試合をつくり、打線が点を取る。あと1本が出ない試合があったけど、(現在は)かみ合っているし良い方向にいっている」。悔しさを胸に秘めて戦う最終盤。必ず来季へとつなげていく。

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