広島・中村祐、887日ぶり勝利「一生懸命腕を振った」 鬼門乗り越え、5回1失点

ヒーローインタビューでファンの拍手に帽子を取って応える広島・中村祐太(撮影・高石航平)
4回、ピンチを脱し、松山(右)になでられる広島・中村祐太(中央)=撮影・西岡正
力投する広島・中村祐太=神宮球場(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト4-6広島」(4日、神宮球場)

 広島が今季2度目の同一カード3連戦3連勝。先発・中村祐は5回1失点で今季初勝利。2018年5月1日以来、887日ぶりに白星をつかんだ。「会沢さんのミット目がけて一生懸命腕を振りました」と白い歯を見せた。

 今季2試合は、いずれも初回先頭打者に被弾。鬼門となる、その初回は2死一、二塁のピンチを迎えたが、坂口をスライダーで三ゴロ。“鬼門”を乗り越えた。

 2-1の四回は、安打と四球で無死一、二塁に大ピンチ。だが、「1点取られても同点というぐらいの気持ちで」と3者連続三振で切り抜け、白星を引き寄せた。

 佐々岡監督も「勝ったことを、これからのプラスにしてほしい」とさらなる活躍に期待を寄せた。

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