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広島・誠也 連敗脱出弾!2戦連続初回3ラン 中日・大野の連続完投も止めた!!

 1回、3ランを放つ鈴木誠(撮影・立川洋一郎)
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 「広島6-3中日」(15日、マツダスタジアム)

 広島が連敗を3で止めた。鈴木誠也外野手(26)が2試合連続となる初回3ランを放って圧倒。中日・大野雄の連続試合完投を「6」で止めた。八回には右中間二塁打で出塁。追加点を呼び込んだ。打率も3割に乗せ、頼れる主砲が完全に息を吹き返した。

 すさまじい打球がスタンドに突き刺さった。少し表情を緩ませながらさっそうとダイヤモンドを一周した鈴木誠は、ナインとハイタッチを交わして喜んだ。

 初回、ピレラの右翼線への適時二塁打で先制。なおも無死二、三塁のチャンスで打席が回った。カウント3-1から中日先発・大野雄の真ん中150キロ直球を強振。ライナー性の打球は左中間席に吸い込まれた。

 「感触は良かったです。打カウント(打者優位のカウント)だったので、自分が振れる球を振っていこうと思った。たまたま甘い球だったので、振りにいけた分、ああいう結果になって良かった」。13日の阪神戦(甲子園)でも初回に藤浪から左翼席へ3ランを放っており、これで2試合連発となった。

 9月1日の中日戦(ナゴヤドーム)では大野雄に対し、今季初の完封負けを喫した。だが、さすがは頼れる主砲。左腕からは今季3本目となる一発で主導権を握り、好投手を4回5安打4失点でKO。連続試合完投記録を「6」で止めた。

 八回1死走者なしの場面では、又吉から右中間へ二塁打。単打になりそうな浅めの打球だったが、二塁に行けると判断すると全力疾走。二塁を陥れ、その後のダメ押しとなる堂林の中越え2点適時二塁打を呼び込んだ。

 マルチ安打を記録し、打率も3割に乗せた。一時は湿っていたバットから再び火が噴き、鯉のスラッガーが完全に息を吹き返した。

 チームは連敗を3で止め、4位・中日とのゲーム差は2。しかし、借金は9と厳しい状況は続く。「出ている以上はやることは変わらない。こういうのもいい経験になる。ずっといい時が続くチームはない。若い選手が出てきて経験を積むのはプラスになると思う」と鈴木誠は悲観せずに4番の仕事を全うする覚悟だ。

 「日程も厳しいが、連戦が続くので、けがをしないように。自己管理をやって最後までしっかりと戦っていきたい」と前を向いた背番号1が、チームを先導していく。

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