広島・森下 プロ最短3回KO 8安打5失点…初めて5回持たず

 「広島12-12DeNA」(4日、マツダスタジアム)

 いつものはにかんだような笑顔はそこにはなかった。先発したルーキーの森下は73球を投げ、8安打5失点(自責点3)でプロ最短の3回KO。節目の10試合目の登板で初めて5回持たずに降板した。

 立ち上がりの一、二回は無失点に抑えたが、三回に突如乱れた。先頭の倉本から梶谷、細川と3連打を浴び、無死満塁のピンチ。ソトにフルカウントからの6球目、内角151キロ直球を捉えられ、右中間へ走者一掃の3点二塁打を許した。

 そこから2死までこぎつけたが味方のミスも絡み、さらに失点を重ねた。打者9人に6安打でこの回5失点。自慢の直球で空振りを奪えず、甘い球を痛打された。「三回はカウントを悪くしてしまい、連打を止めることができずに大量点につながってしまった」と悔やんだ。

 味方打線が五回に一挙5得点で一時は同点とし、黒星は消してもらった。チームトップタイの5勝を挙げる新人右腕は「ストライク先行で、粘られても負けないような投球をしていきたい」と反省。「先発をさせてもらっている以上はゲームをつくらないといけないので、同じ失敗をしないようにしていきたい」と巻き返しを誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス