広島の首脳陣へ、勝てないK・ジョンソンに「厳しい姿勢で接する時期」安仁屋氏の提言

 「広島1-10DeNA」(20日、マツダスタジアム)

 今季8度目の先発マウンドに立った広島のK・ジョンソンはまた勝てなかった。六回途中4失点で降板し、5敗目を喫した。

 デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は「立ち上がりは直球に威力があり、スピードも140キロ台後半が出ていた。序盤3イニングは直球で押していく投球ができていて、ピンチはあったが、調子は悪くなかった」と見た。

 しかし、四回から変化球が多くなった。その理由については「打順がひと回りし、また今季初めてジョンソンとコンビを組んだこともあって石原のリードが少し慎重になりすぎていた」と分析。その四回に4安打に犠飛も絡んで3点を失った。 「変化球を狙い打ちされて失点し、さらに際どいコースがボールと判定され、悪癖であるイライラも顔をのぞかせ始めた。こうなると、今季のジョンソンはなかなか立ち直ることができない」

 不振の原因には「技術面ではなく精神面からきている。自信を失っているように感じる」と指摘した上で、首脳陣には「厳しい姿勢で接する時期に来ている」と提言する。「あと1回はチャンスを与えるにしても、本人には『次の登板で結果が出なければ、今季はもう1軍では使わない』というぐらいのきつい言葉を伝えてもいいのではないか。強い姿勢で臨まない限り、何も状況は変わらない」。K・ジョンソンの復活を願うからこその厳しい提言でもある。

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