広島、大瀬良、5回5失点で2敗目「打者有利のカウントになったのが反省」

 3回、サンズのフライをお見合いする広島・大瀬良(奥)と松山=京セラドーム大阪(撮影・田中太一)
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 「阪神10-2広島」(15日、京セラドーム大阪)

 先発した広島・大瀬良大地投手(29)は5回8安打5失点(自責点4)で今季2敗目を喫した。

 初回1死から糸井に三塁打を浴び、続くサンズの打球が大瀬良の左すねを直撃。これが大きく右翼方向に跳ね適時二塁打となって先制され、なおも2死二塁でボーアにも適時打を浴びて初回に2点を失った。

 三回に再びボーアに適時打を許し、五回も2本の適時打で主導権を完全に猛虎打線に握られた。「ボール先行の勝負が多くなって、打者有利のカウントになったのが反省」と右腕は唇をかんだ。

 三回は1死一塁でサンズの飛球を一塁・松山が落球するなど、味方のミスもあった。だが、「カバーするのが僕の役目」と無失点で踏ん張れなかったことに自戒の念を強めた。佐々岡監督は「甘いところを打たれて、粘り強くというところがほしかった」と右腕の投球を振り返った。

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