広島 九回2死から追い付かれる 執念実らずドロー

 9回、近本に同点適時打を打たれた菊池保(39)のもとに集まる広島ナイン(撮影・立川洋一郎)
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 「阪神3-3広島」(22日、甲子園球場)

 広島が1点リードの九回2死から同点とされ、引き分けに終わった。

 1点を追う九回は先頭の鈴木誠が中前打で出塁。磯村の犠打で1死二塁として打席には長野が立った。長野は三ゴロに打ち取られたが、三塁・大山の一塁への悪送球で鈴木が生還して同点とした。さらに、1死一、二塁から代打・会沢に左前適時打で勝ち越した。

 だが、その裏に登板した菊池保が内野安打と犠打などで2死二塁とされた。勝利まであと1人だったが、途中出場の近本に同点適時打を浴びた。十回に登板したDJ・ジョンソンは2死一、二塁のピンチを招いたが、最後は植田を空振り三振に仕留めて試合は終わった。

 この日は野村が今季初先発で6回5安打1失点。春季キャンプ序盤に右ふくらはぎを痛め、開幕は2軍スタートと出遅れていたが、結果、内容を残した。

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