広島・森下が今季初黒星 5回2失点も打線の援護なく
「広島1-5DeNA」(9日、マツダスタジアム)
広島のドラフト1位ルーキー・森下にプロ初黒星がついた。時折強い雨の降る中、球が高めに浮くなど、本来の制球を乱した。
初回、2死からオースティン、佐野、ロペス、宮崎に4連打を浴びて2失点。その後は四回まで毎回先頭打者を出塁させながらも、要所を締めて無失点に切り抜けた。5回を投げきって降板。計122球を投げ8安打2失点、4四球だった。打線の援護もなくそのまま敗戦投手となった。
打線は四回、2死一塁から、会沢が適時二塁打を放ち一時は1点差としたが、DeNA先発井納を攻略しきれず、6回1失点の好投を許した。
1点差で迎えた七回は2番手・三嶋から堂林、田中の連打で1死一、三塁の好機を作った。3番手石田に対して代打・長野を送ったが、空振り三振。その際に一走・田中がスタートし、三走・堂林も本塁突入を試みたがタッチアウトとなり絶好機を逸した。
八回には中崎がソトの適時打とオースティンの2ランで3点を失い、試合は決まった。