広島・西川“曲芸打ち”先制タイムリー ワンバウンド投球を流し打ち

 5回、バットを地面にたたきつけながら左前へ運び、先制適時打にする西川(撮影・立川洋一郎)
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 「練習試合、広島-阪神」(9日、マツダスタジアム)

 広島の西川龍馬内野手(25)が天性のバットコントロールを見せ、先制打を放った。

 五回、先頭の会沢が青柳から中前打を放つと1死後、ピレラもセンター前に運び、一、二塁にチャンスを広げた。続く西川の打席で青柳の暴投により、1死、二、三塁にするとフルカウントから迎えた6球目。ワンバウンドしたボール球のツーシームを捉え、左前に運んだ。

 その後、4番・鈴木誠の中前適時打で追加点を挙げると1死、一、二塁から続くメヒアが左中間に2点適時二塁打。この回広島が一気に4点を挙げた。

 バットコントロールは天才的と称される西川。17年6月24日の阪神戦(マツダ)でも能見のワンバウンドした外角フォークをうまく拾い、右前打としている。

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