広島・赤松コーチが若手へゲキ「試合を意識しながら練習できるかが大事」

永井(左)の打撃練習を見る赤松(撮影・北村雅宏)
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 広島の赤松真人2軍外野守備走塁コーチが29日、廿日市市の大野練習場で取材に応じ、若鯉へメッセージを送った。2軍は1軍と同様に1勤1休で分割練習を行っている。練習環境がある現状に感謝しながら、2時間半の練習時間を、実戦を意識して取り組むことが大事と強調した。

 「この状況をありがたいと思わないといけない。その中で試合を意識しながら練習できるかが大事になる」

 2軍は寮生組と通い組が1日ごとに練習。首脳陣も分かれており、赤松コーチは寮生組を担当する。室内でできることは限られているが、マシン打撃では、タイミングを変えたり立ち位置を変えて内角球にしてみたり…。目的意識を変えることによって試合を想定した打ち込みが可能で、「それが大事」と言った。

 この日の練習中、赤松コーチは3年目の永井にふと問いかけた。「大学で野球を続けている同級生はどうしているの?」。返答は「寮を出なくちゃいけないし、実家近くの公園で素振りをしたりとかとしていると言っていた」だった。

 若鯉には、この期間の重要性を説いている。「あのときやっておけば、と思うようではダメ。そこで差が出るんだから」。成長を願うだけに、最後の言葉にも力がこもった。

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