広島・遠藤、開幕ローテへ虎助っ人斬りじゃ 2番手予定「一番大事な登板に」

 広島の遠藤淳志投手(20)が3日、虎を狩って開幕ローテ入りをアピールすると誓った。4日の阪神とのオープン戦に2番手で登板予定。対戦が予想される新外国人のボーア、サンズらの強打者を打ち取って首脳陣に好印象を与える考えで、強い気持ちを持ってマウンドに上がる。

 遠藤は登板前日にも関わらずブルペンに入った。「(踏み出した)左足が沈み込まないように。力を下ではなく、前に伝えることを意識しました」。フォームを確認して投げ込んだ41球。手応えを確かなものにして、甲子園のマウンドに上がる。

 糸井、近本、ボーア、サンズらの主力が出場予定の阪神打線。現在の力をぶつけて首脳陣にアピールするには、ぴったりの登板になる。

 4番として期待されるボーアは、オープン戦無安打ながら鋭いスイングが武器。一方のサンズはオープン戦打率・400と結果を残している。カギとしたのは変化球だ。

 「(2人は)結構、真っすぐに強いイメージ。真っすぐと同じような腕の振りで(変化球を)投げれば」。データはインプット済み。直球を軸に攻め、持ち球のチェンジアップとスライダーで打ち取る青写真を描いた。

 開幕ローテは大瀬良とK・ジョンソンが決定し、ドラフト1位の森下(明大)も当確。開幕まで3週間を切り、ローテ候補に残された登板機会は2度。甲子園で好投すれば、その座をほぼ手中にできる。

 「一番大事な登板になると思う。テンポ良く投げて、チームに良い流れを作っていきたい」。敵地で悲願への道を切り開く。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス