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広島・大瀬良 3・20開幕戦相手に小細工なし 竜倒へ本番モード

 広島の大瀬良大地投手(28)が28日、マツダスタジアムで行われた全体練習に参加。開幕戦でぶつかる29日の中日とのオープン戦に先発する右腕は、手の内を隠すことなく本番モードで竜斬りを果たし、2年連続2度目の開幕投手を務める3月20日に向け、調整を進めていく。

 久々に本拠地に戻った大瀬良の表情に高揚感がにじんでいた。厳しい寒さの中で行われた全体練習で体を動かした右腕は「変に考えずやっていくだけ」と29日の中日とのオープン戦に向けて意欲を高めた。

 中日は開幕戦の相手で、予行演習の場ではあるものの、あくまで手の内は隠さず、真っ向勝負を挑んでいく姿勢は崩さない。昨年より開幕が9日早いことで「(例年より)登板が1試合少ないので、試合勘とかそういうところも大事になってくる。意識しながらやっていきたい」と気を引き締めた。

 対外試合初登板となった23日の阪神とのオープン戦は3回5安打1失点。要所を抑えて粘り強く投げたものの、満足のいく内容ではなかった。「バランスを崩したところがあった。修正していきたい」と振り返り、「カットボールが甘く入ってしまった。投げ分けられるようにしていきたい」と制球面に課題を求めた。

 自身にとってカットボールは「信頼の置ける球」であり、真っすぐが走らないときには別の軸となる球種でもある。直球とともに武器であるカットボールの制球の乱れは、シーズンを戦い抜く上で致命傷につながる恐れがある。「甘くなると危ない球。一球一球、大事にやりたい」と細心の注意を払い、丁寧に投げていく構えだ。

 敵地・ナゴヤドームで行われる“プレ開幕戦”は、新型コロナウイルスの影響によって無観客試合となった。「想像もつかない」と話した右腕だが、カープの勝利や順調な調整過程を示す自身の投球は、生観戦できないファンを安心させる材料になる。

 チームはオープン戦ながら、3戦3勝と白星街道を突き進んでいる。「いいものを出して開幕に入っていきたい。いい形で投げ終えるのが大事」と背番号14は現状の課題を修正し、万全の状態で3・20を迎える覚悟だ。来るべき開幕をイメージしながら、本番と変わらない全力投球で竜を斬る。

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