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広島・西川2戦連発!!3番「イケる」 140メートル弾で開幕前哨戦の竜粉砕

 「練習試合、中日8-13広島」(16日、北谷公園野球場)

 広島の西川龍馬内野手(25)が16日、開幕で当たる中日との練習試合(北谷)に「3番・左翼」で先発出場し、前日15日に続く2試合連続弾を右翼席へ豪快に放った。打線の中核を担う3番打者として期待されている今季。代名詞のバットコントロールに長打力が備わりつつある背番号63がパワーアップした姿を猛アピールし、マツダスタジアムでの3・20開幕戦でクリーンアップに名を連ねる。

 すさまじい衝撃音が、曇天の北谷に鳴り響いた。西川が鋭く、そして力強く振り抜いた打球は、打った瞬間に誰もが本塁打を確信した。高々と舞い上がる放物線には、ホームラン打者が架けるアーチに引けを取らない美しさがあった。「強いスイングを心掛けています。ワンスイングで仕留められて良かった」と納得の表情だ。

 初回だった。2死無走者で迎え「ツーアウトだったので、何とかヒットでも塁に出られれば」と西川。1ストライクから中日先発・山本の2球目、やや高めに入った138キロの甘い直球を完璧に振り抜いた。右翼フェンスを悠々と越え、後方のネット上段に突き刺さる推定140メートル弾で観衆の度肝を抜いた。前日15日、阪神との練習試合でも三回に豪快な一発を放っており、練習試合ながら2試合連発の、華々しい結果となった。

 天性のバットコントロールを誇り、巧打者のイメージが強い西川の自己最多は、昨季の16本塁打。さらに進化を目指すべく、オフ期間には5キロの体重増に成功し、現在は78キロに。明らかに昨年より打撃がパワフルになった姿に、朝山打撃コーチは「元々のミート力に、力を加えた感じ。完璧でした。20発?それくらい打ってくれるでしょう」と大きな信頼を寄せる。

 昨季は4番・鈴木誠の前後を打つ打者の選択に悩まされ、確固たる中軸が定まらなかった。同コーチは15日の阪神戦後「誠也の前に出塁率の高い選手を置きたいのは、ある」と青写真を描く。この日でチームの対外試合は3試合目だが、西川は全試合3番で先発出場。首脳陣のメッセージとも受け取れる。

 3番について西川は「監督、コーチに『イケる』というのを見せられればいいかなと」と打線の鍵を握る場所を務めることに意欲を示した。外野は鈴木誠だけが確定で、野間、長野らが残り2つの定位置を狙う激戦区。「他の外野手もいい結果を出している。自分も『負けんぞ』という気持ちでやってます」と背番号63。スケールの大きな“20年度版・西川龍馬”が赤ヘル打線の起爆剤になる。

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