広島・野村、焦らず回復努める 右腓腹筋損傷、慎重にキャッチボール再開53球

 「広島春季キャンプ」(7日、日南)

 焦らずゆっくりと回復に向けて努めていく。4日に右腓腹筋損傷と診断され、3軍でリハビリに励んでいる広島・野村祐輔投手(30)がキャッチボールを再開。トレーナーを相手に計53球を投げた。時にはバランスボールに座りながら投球するなど、状態を確認しながら慎重に調整した。

 訪れたファンと記念写真を撮るなど、けがをした際の厳しい表情ではなく、笑みもこぼれた。「肩は問題ない。せっかく作ってきたので」と仕上がりは維持しており「(患部の)痛みはないです」と完治へと向かっている様子だ。

 佐々岡監督にとっては就任後初めて起こった想定外の出来事。「まずはしっかりと治すこと。できることをやってほしい」と回復を願った。

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