野間 20発目指す 朝山コーチから“指令”誠也との自主トレで鍛えあげる
広島・野間峻祥外野手(26)が24日、来季20本塁打を目指すことを明かした。朝山打撃コーチから指令を受けたもので、「20発ぐらいいけと言われている。年間を通してやれば普通に打てるような力強さを求めてやりたい」。来年1月には鈴木誠らと約2週間、宮崎県内で合同自主トレを行い、レギュラー奪取へ体を仕上げていく。
鈴木誠が名付けた「チーム野間」としての鍛錬。今秋からバットを寝かせる新フォームに挑戦している打撃面も強化を図る。秋季キャンプでは紅白戦7試合で打率・429、2本塁打で「飛距離も出始めた」と手応えを示す。「打席の中で割り切って、自分のスイングを続けていこうと思う」。昨年の5本塁打がキャリアハイだが、アーチ大幅増へ可能性は秘めている。
合同トレのメンバーも鈴木誠の他に堂林、曽根、永井で「一方通行ではなく、みんなで思ったことが言えるメンツだと思う。いろいろ聞きながら」と切磋琢磨(せっさたくま)していく構えだ。
今季は123試合の出場で打率・248、2本塁打、16打点と悔しさが残った。来春キャンプへ「不安もあるけど、1日目からしっかりアピールできればいい」と野間。闘争心を持ち、し烈な競争を勝ち抜いていく。




