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エルドレッド氏 新助っ人サポート 日本で成功のポイント伝授 日南キャンプ参加

 来春のキャンプで新外国人をサポートするエルドレッド氏
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 今季限りで現役を引退し、広島の駐米スカウトに就任したブラッド・エルドレッド氏(39)が来春キャンプ中に来日することが23日、明らかになった。同氏は2014年に本塁打王に輝くなど、球団外国人最長の7年間で133本塁打を記録。球団からはホセ・ピレラ外野手ら新助っ人のサポート役として期待されており、日本で成功するためのポイントを伝授する。

 広島ファンに愛されたエルドレッド氏が、日本に帰ってくる。広島の駐米スカウトは毎年春季キャンプ中に来日しており、球団幹部は「来年もその予定。新しい外国人もいるからね。日南になると思う」と明かした。新たに同職に就いたエルドレッド氏はシュールストローム、マクレーンの両氏と共に、2月の日南を訪れる方向だ。

 今オフ、カープは新外国人として、ホセ・ピレラ外野手、DJ・ジョンソン投手、テイラー・スコット投手を獲得。異国の文化や食事、練習方法など戸惑うことも多く、関係者は「どうやったら適応できるか、サポートしてほしい。最近まで現役でやっていたから一番いい」と期待を寄せている。

 サポート役にエルドレッド氏はうってつけの存在だ。2012年シーズン途中に広島に加入してから18年まで7年間プレー。当初は日本の配球に苦しむ場面も見られたが、14年に37本塁打を放って本塁打王に輝くと、16年は25年ぶりリーグ優勝に貢献。日本のストライクゾーンや選手の特徴も把握しており、ピレラにとっては心強い存在となるはずだ。

 同氏は日本文化に溶け込んだことでも知られる。チームメートと積極的にコミュニケーションを図り、私生活では“ママチャリ”で広島の街を疾走。こうした姿勢がナインやファンの心を打った。

 通算577試合に出場し、打率・259、133本塁打、370打点。今季限りで現役を引退したが、今年9月に外国人選手としては異例の引退試合が開催されるなど、最後まで広島に愛された。

 引退後は駐米スカウトに就任。「いい選手を連れてこられるように勉強して、日本で長くやりたいという気持ちを持った選手を連れてきたい」と意気込んでいた。

 同氏の助言はピレラだけでなく、DJ・ジョンソン、スコットら助っ人投手の心にも響くはず。V奪回へ新外国人選手の活躍は欠かせない。ナインから「カントリー」の愛称で親しまれた人気者が、日本で成功するための秘訣(ひけつ)を後輩助っ人に伝えていく。

 ◆ブラッド・エルドレッド(Brad Eldred)1980年7月12日生まれ、39歳。米国フロリダ州出身。現役時代は右投げ右打ちの内外野手。フロリダ国際大から2002年度ドラフト6巡目でパイレーツと契約。ロッキーズ、タイガースを経て、12年途中に広島入団。18年オフに自由契約、19年8月に現役引退を決意し、広島の駐米スカウトに就任。NPB通算577試合で打率・259、133本塁打370打点。本塁打王1回(14年)。

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