誠也と一問一答 4位やっぱり面白くない…チームがどう勝てるのか考える
広島・鈴木誠也外野手(25)が18日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、1億2000万増の2億8000万円でサインした。首位打者と最高出塁率のタイトルを獲得し、日本代表では11月開催のプレミア12で世界一に貢献した。チームのV奪還へ、来夏に控える東京五輪に向けて、熱い思いを語った。以下、誠也との一問一答。(金額は推定)
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-納得のサインになったか。
「しっかり話し合って、たくさん評価してもらえたので、(はんこを)押させてもらいました」
-どのような内容だった。
「自分の評価もそうですし、4番でどういうところをやっていくのかとか、チームの方針だったり、どうやって来年戦っていくのかをしっかり話しました」
-今季を振り返って。
「個人的には良かったですけど、チームは4位に終わってしまって、(自身の)打点(87)も正直少ないですし、もう少ししっかりやれたんじゃないかなと思います。やっぱりみんなで優勝したいですし、4位になってやっぱり面白くないと思ったので、優勝できるように頑張りたいなと思います」
-走攻守でいい成績を残したが、そこへのこだわりは。
「常にこだわりはありますし、全ての面で貢献できるようにと思ってやっている。盗塁の数(25)はしてますけど失敗(16)も多いですし、しっかりキャンプから練習して、実戦でもやっていければいいなと思います」
-打撃面では2つのタイトルを獲得した。
「特に打率は考えていないですし、僕の中で出塁であったり、大事なところでの一本だと思っているので、とにかくチームに貢献できればそれが一番いいと思っている。自分のことは考えず、チームがどう勝てるのかを考えてやっていきたい」
-プレミア12でも活躍し、日本代表への思いの変化はあったか。
「日の丸を背負うことは、日本を代表することになる。相手も国を背負って戦ってくる。来年またオリンピックが東京であるので、もし選ばれるのであれば、日本が一番強いんだよというのを見せられればいいなと思います」
-プライベート面でも結婚して変化があった。
「お互い忙しいですし、お互い支え合ってやっていければいいなと思います」
-野球に対する思いへの変化もあるか。
「もちろん家族もできて守るものも増えたので、しっかり頑張らないととは思います。だけど、僕の野球観自体はこのチームにお世話になっているので、このチームを優勝させたいという思いがある。結婚しましたけど一生懸命、野球を頑張れればいいなと思います」
-増額分で買いたい物は。
「野球を辞めた後もしっかり生きていけるように貯金をしたいと思います」
-ポスティングの話は出たか。
「(話が出たかは)言えないですね。察してください」