佐々岡監督 大瀬良に「沢村賞を」指令、自身と同じ挙式場に感慨

 挙式の大瀬良を祝福する佐々岡監督
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 広島・佐々岡真司監督(52)が15日、広島市内のホテルで行われた大瀬良大地投手(28)の結婚披露宴に出席した。指揮官は25年前に同じホテルで式を挙げたことを明かし、大瀬良に来季もエースの働きを期待。沢村賞、15勝以上など、キャリアハイの活躍を望んだ。

 結婚披露宴後、佐々岡監督はすがすがしい表情で会場から姿を見せた。「素晴らしい結婚式でした。お似合いのカップルだと思います」。人生の門出に立ち会い、幸せいっぱいの新郎新婦を祝福。「25年前、僕もここで(結婚式を)挙げたことを思い出しました」と懐かしんで笑った。

 1軍投手コーチを務めた今季は大瀬良を「エース」と呼び、右腕中心の先発ローテーションを編成した。監督に就任し、その期待はさらに高まる。「今年もそうですし、来年もチームの柱として、エースとしてやってもらう。チームを引っ張って優勝に導いてくれると思う」とV奪回のキーマンに指名した。

 大瀬良は11日の契約更改で、来季沢村賞を狙うと宣言した。指揮官は現役時代の1991年に17勝9敗、防御率2・44の好成績で同賞を受賞。「今年沢村賞が出てこなかったことはさみしい。15勝以上とキャリアハイ。沢村賞を獲る気持ちでやれば、成績は付いてくると思う」と大瀬良の心意気を歓迎した。

 披露宴では、2人で料理する映像などが流れたという。「基本的に優しい子。いい雰囲気だった。家族のため、カープのため頑張ってほしい」。チームを背負い、超一流の投手になってほしい。“沢村賞指令”とエールは信頼の証しだ。

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