ドラ2宇草「38」赤松魂継承だ 50m5秒8…韋駄天の系譜を受け継ぐ

 広島のドラフト2位・宇草孔基外野手(22)=法大=が、今季限りで現役を引退した赤松の背番号38を継承することが21日、決まった。アマ球界屈指のスピードスターは、その足でチームを勝利に導く。

 鈴木球団本部長は「赤松のイメージもあった」と決定理由を説明。50メートル走5秒8。常総学院3年時のセンバツでは、個人の1試合最多タイ記録となる5盗塁をマークした。大学でもリードオフマン。チームの期待は大きい。

 宇草は走塁への意識を高く持つ。19日の仮契約時には「単打では二塁を狙う走塁、間を抜けば三塁を狙う気持ちでいる」と力を込めた。

 外野手は絶対的な存在感を誇る鈴木のほか、今秋キャンプで存在感を示した野間、好打者の長野、西川などの実力者がそろう。心構えで大事にしているのは「思い切り」。来春キャンプでは常に前へ前へ進み続け、1軍メンバー入りをアピールしていく。

 俊足に加え、大学では広角に打ち分ける打撃技術に磨きをかけた。長打力も兼ね備える185センチの俊足外野手。大きなストライドでグラウンドを駆ける。

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