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明大・森下「勝てる投手」に 広島一本釣り!大学ナンバー腕 先輩・野村に続くぞ

 「プロ野球ドラフト会議」(17日、グランドプリンスホテル新高輪)

 広島は1位で森下暢仁投手(22)=明大=を単独指名した。最速155キロ右腕は1年目の目標に先発ローテ入りと新人王を掲げた。大学ナンバーワン投手の一本釣りに成功した佐々岡真司新監督(52)は、自身も現役時代に背負った背番号「18」を贈るプランを明かした。

 森下はさわやかな笑顔を浮かべて会見場に姿を見せた。「本当に幸せな気持ちと、これからプロの世界で活躍しないとという自覚があります」。大学ナンバーワン右腕が、念願のスタートラインに立った。

 広島の印象を「熱いファンの方が多い。自分が投げれば、たくさんの先輩方が打って、点を取ってくれるイメージがある」と語る。ルーキーイヤーに9勝をマークした野村は明大の8学年先輩で「どうすれば活躍できるかを聞いてみたい」と目を輝かせた。

 柔和な笑みの向こうに熱い心を秘める。同じ投手出身の佐々岡監督について聞かれた際は「1年目、2年目からチームの主力して活躍され、数々のタイトルをとっている投手。僕も負けないように、認められるように」と闘志を燃やした。

 今春のリーグ戦開幕戦は立大相手に4失点でチームも完封負け。試合後、ロッカールームで仲間に涙ながらに「明日勝って、3戦目に俺を投げさせてくれ」と頭を下げた。2回戦を勝ち、3回戦に登板した森下は1失点完投勝ち。エースとして、主将としてチームを背負い、38年ぶりに全日本大学選手権を制した。4年間で技術だけでなく、メンタルも大きく成長した。

 プロ1年目の目標に掲げたのは、先発ローテーション入りと新人王だ。野村や大瀬良も獲得した同じ賞を狙いにいく。「勝てる投手になりたい」-。会見中は何度もこの言葉を口にした。その条件は備わっている。

 恩師の明大・善波監督は「野村と同じくらい、フィールディング、セットポジションでの投球、そういうところがきちっとできる選手」と高く評価。大分商時代は内野手としても鳴らした野球センスの持ち主で、最速155キロの剛速球を投げる一方、細やかな部分にも高い能力を誇る。

 憧れの選手には「小さい時から見てきたので」とかつて広島で活躍したドジャース・前田健太の名前を挙げた。「勝てる投手、球界を代表する選手になりたい」と森下。新生カープに、頼もしい男が加わる。

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